#8「運転がうまいネ」と言われる方法!! (その3)
説明したブレーキを一定の力で踏み、
ねらったとこに止まれるようになったら、
次は、「カーブの曲がり方」です。
カーブで、スピード出して曲がろうとすると
遠心力がすごいの。 なぜかな???
その答えは、カンタンです。
ズバリ、ブレーキのタイミングを少し早くするだけで、OKです。
教習所での運転を思い出してください。
「スローイン、ファーストアウト」という言葉を
教官がいっていませんでしたか。
日本語で言うと、「曲がり角へは、ゆっくりと入っていき、素早く出る」です。
つまり、カーブの手前で十分スピードを落とし、
カーブの終わりでは、スピードを上げる。 ということです。
教習所の運転は、遅くて格好悪いよ!!!
もちろん、教習所の運転をしろ、とは言っていません。
本当に、早く曲がろうとする方法は、
「ブレーキを短くギュッと踏み」
「すぐにポンと離す」
「と同時に、ハンドルを回し始める」
もう少し具体的に説明します。
最初の「ブレーキを短くギュッと踏み」は、ブレーキの踏む力加減のことです。
本当に早く曲がろうとするときは、ブレーキを踏む力を強めにします。
決して、タイヤがキュッキュッとなる急ブレーキではありません。
あくまでも、「通常に止まるより強め」です。
「運転技術はむずかしい」 は、これだけで解消!? (その2)で
ブレーキの感覚は十分、身に付いていますから、
もう感覚で、おわかりになるでしょう。
次に、「すぐにポンと離す」は、文字通りブレーキから足をすぐに離します。
ここでのポイントは、
まだハンドルは、回していません。
つまり、まだカーブの手前です。
最後に、「(ブレーキを離す)と同時に、ハンドルを回し
ここでやっと、カーブに入るため、ハンドルを回します。
この方法では遅いんじゃないの!!!
いいえ!
「運転技術はむずかしい」は、これだけで解消!?(その2)で
あなたは、車の減速と、車にかかる力が
感じ取れるようになっているでしょう。(なんとなく分かる程度でOK)
最初の「ブレーキを短くギュッと踏み」では、車の前の方(もっといえば前タイヤ)に
力(ちから)がかかっていることが(もっといえば重心が移っていることが)、
わかるでしょう!
重心が前(もっといえば前タイヤ)にあれば、
「(ブレーキを離す)と同時に、ハンドルを回してしまえば」
あとは、何をしなくても、車は勝手に曲がってくれます。
それどころか、カーブしている間は、
スピードが落ちないよう、アクセルを少し踏みましょう!!!
そして、カーブの終わりになり、ハンドルを戻し始めるときには
アクセルを少しずつ踏んでいき、スピードを上げていきましょう。
もう一度繰り返しますが、
カーブに入るときには、ブレーキを離しています。
つまり、まだカーブの手前です。
これが、重要です。
「運転技術はむずかしい」は、これだけで解消!?(その2)で
あなたは車にかかる力が感じ取れていますので、必ずできます。
次回は、これに関して少しだけマニアックな話をします。