#2ほんとうに、エンジン回転数を低くすると、燃費が向上するのか? いや違う! (その2)
もちろん1番かるい「1」よ!
そうだね。
スピードがあがるにつれ、「1」「2」「3」
とすると、スピードが早くなったね。
このとき、あなたの「足」が「エンジン」としよう。
つまり、足の回転=エンジンの回転数となるね。
スピードがでて、足の回転が多くても、楽だよね。気持ちもルンルンだね。
でも、スピードが出ていないのに、「2」や「3」にすると
足の回転は少ないが、ペダルは重たいよね。
足への負担は大きく、かえって疲れてしまうよね。
だから、こんなことはしないよね。
えっ! ひょっとして車もいっしょなの!?
そうだよ。
つまり、ある程度回転をあげた方が、車への負担も軽くなるんだ。
車のことを考えると、楽になり、気持ちよいと感じてるはずだよ。
だいたい、3000〜4000回転あたりが、車も気持ちよいと感じています。
ところが、「エンジンの回転数が低い方が、燃費が良くなる」が
強調されすぎて、車(エンジン)の負担は言われなくなったんだね。
あと、自転車で、全力もたまにはいいよね。
それどころか、ずーっと全力を出さないと、体が弱るよね。
これもクルマも一緒!
クルマもエンジン回転数をおさえていたら、
クセ(人間でいうと、体がなまった状態)がついてしまうんだ。
でも、どうすれば良いの!?
「D」の下に、「3」か「2」か「S」があるよね。
そこにあわせるだけで、いいよ。
もしかしたら、「O/DOFF」というのが、あったら、
そのランプを光らせよう。
車によって、方法は違うが、全べて、
「自転車でいう、『3段』を使わない」
ということになるんだ。
「D」は、だいたい時速80km以上で走るときなど、
スピードが出たときに、使おう!
なら、回転数はどこまであげたらいいの?
いい質問だね。
では、つぎは、(自転車でなく)車の回転数の話をしよう。